仕立て屋のサーカス「 Exhibition of OUTTAKES 」

仕立て屋のサーカス「 Exhibition of OUTTAKES 」

 

【 Exhibition of OUTTAKES at 東京・FLYING GALLERY 】

日時 ... 4/20(土) ~ 4/29(月・祝) / 12:00 ~ 20:30 ( 休日:4/24(水) )

場所 ... FLYING GALLERY

東京都目黒区鷹番3-3-13 2F

( 古着屋 TELEPATHY ROUTE の横 階段2階 )

料金 ... 展示観覧 無料 / イベント参加 有料

※ 土・日曜日・祝日のイベント開催時間は有料入場となります。詳細は下記より。

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【 全5回 トークセッション & Cut the Fish 上映 / 詳細 & ご予約 】

★ ① ② ⑤ のトークセッションには、曽我大穂の生演奏の時間もあり〼

※ 各イベント 10名程限定ご予約受付

イベントご予約

 

 

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① 4/20(土) 17:00 ~ 19:00

料金 ... ¥2,500 / 18歳以下無料 ( 要予約 )

『 映像と音楽のあいだ 』

GUEST:山城知佳子 ( 映像作家・美術家 )

... 身体パフォーマンスから展開する映像作品を多く手がける美術家・山城千佳子。その作品では、声や音、歌など、常に「 音楽 」が重要な役割を担ってきました。

曽我大穂もまた、CINEMA dub MONKS や仕立て屋のサーカスを通し、音楽と映像を扱い続けている作家です。

沖縄で出会い、長らく親交を深めてきた2人。昨年からは、山城が教える東京藝術大学の学生の映像作品に曽我が即興で音楽をつけるというプロジェクトもスタートしています。

映像と音楽とはどんな存在なのか。映像と音楽の間に生まれるものとは。2人のアーティストの創作の核心に迫るトークになることと思います。

Profile ...

1976年、沖縄生まれ、在住。映像と写真を中心に作品を制作している。2019年より東京藝術大学先端芸術学科准教授。近年の主な展覧会に「 Tokyo Contemporary Art Award 2020-2022受賞記念展 」( 2022年、東京都現代美術館 ) 、「 Chinbin Western Chikako Yamashiro 」( 2021年、Dundee Contemporary Arts /イギリス ) 、「 東日本大震災10年 あかし testaments 」( 2021年、青森県立美術館 ) 、「 One Escape at a Time | 11th Seoul Mediacity Biennnale 」( 2021年、 Seoul Museum of Art ( SeMA ) / 韓国 ) 、「 山城知佳子 リフレーミング 」( 2021年、東京都写真美術館 ) などがある。また「 令和3年度( 第72回 )芸術選奨 美術部門 文部科学大臣新人賞 」( 2022年) 、「 第31回 ( 2020年度 ) タカシマヤ文化基金タカシマヤ美術賞 」( 2021年 ) 、「 Tokyo Contemporary Art Award ( TCAA ) 2020 - 2022 」( 2020 年 ) 、「 第64回オーバーハウゼン国際短編映画祭ゾンタ賞 」( 2018年 ) などを受賞。

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② 4/21(日) 15:00 ~ 17:00

料金 ... ¥2,500 / 18歳以下無料 ( 要予約 )

『 食べられるサーカス 』

GUEST:堀口博子

... 仕立て屋のサーカスは舞台公演だけでなく、学童保育や、フリースクール、図書館 ( サーカス図書館 ) 、公共食堂 ( 過去ゲストである藤原辰史 ( 歴史学者・京都大学准教授 ) の提案 ) などの運営の模索をしていきたいと、サーカス主宰・曽我大穂は考えています。

それは、もう一つの表現形態や作品でもあり、コミュニティアート作品でもあり、そして社会への提案でもあり…。その動きの中で、メンバーも成長していき、新たに学び直し、もっと新しい舞台作品や表現形態がボロボロと生まれてくるのでは…と考え、その可能性も模索しています。

模索の中、近年たまたま曽我の住む地域での小中学校の廃校問題に巻き込まれ、学校教育・図書館・子供と地域の関係とは?と学び直し、日本のあちこちに学びに行き、地元でのフリースクールの立ち上げなどをも考える動きをしています。

今回はそんな動きの中で出会った、「 食育菜園 / エディブル・スクールヤード ( 食べられる校庭:アメリカのポートランドにあるレストランの経営者 Alice Waters の提案と支援で始まった、カリフォルニア州バークレーにある荒れた公立中学校での食育菜園プロジェクト。) の代表の堀口博子さんを招き、食育菜園 / エディブル・スクールヤードとは?学校とは?教育とは?など、食べ物の思い出を通しながら、にぎやかに談話します。

profile ... 堀口博子 ( 一般社団法人エディブル・スクールヤード・ジャパン )

神奈川県出身。大学卒業後、企画制作会社で広告、雑誌、出版に携わった後、フリーランスに。農や食、それに関わる人の取材をする中でエディブル・スクールヤードに出合う。2006年、『 食育菜園 エディブル・スクールヤード 』( 家の光協会 ) 出版。2014年、一般社団法人エディブル・スクールヤード・ジャパンを設立した。2022年、東京・日本橋茅場町で Edible KAYABAEN プロジェクトを委託運営。

 

 

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③ 4/27(土) 15:00 ~ 17:00

④ 4/28(日) 15:00 ~ 17:00

料金 ... 各日 ¥2,000 / 18歳以下無料 ( 要予約 )

『 Cut the Fish 上映 ( 曽我大穂 トーク付き ) 』

... 2020年、新宿ルミネゼロで行った 66分の無観客公演を収めた映像作品「 Cut the Fish 」。ドキュメンタリー映画「 太陽の塔 」や長編劇場映画「 生きてるだけで、愛。」など手がけた “ 映画監督・関根光才 ” が監督・編集を行なった本作品を特別上映します。そして上映後には、結成10周年を迎えた仕立て屋のサーカスの今後の展望について、ミニミーティングを開講します。

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⑤ 4/29(月・祝) 15:00 ~ 17:00

料金 ... ¥2,500 / 18歳以下無料 ( 要予約 )

『 記憶を呼び起こす表現とは 』

GUEST:石田悠介 ( 映像作家 )

仕立て屋のサーカスの公演を体験した人からよく聞かれるのが、「 いろいろなことを思い出した 」という感想です。

「 未整頓な舞台だからこそ、見る者の記憶を呼び起こし、その人だけの体験が生まれるのではないか 」2019年発案の「 仕立て屋のサーカス映画化プロジェクト 」をこのほど完成させた映像作家・石田悠介は、そう語ります。

サーカスにかかわる人々の行動や記憶の断片をかき混ぜたら、物語が生まれたという石田と、多様な要素をあえて未整理なままで舞台に載せようとしてきた曽我大穂が、記憶と表現の関係を語ります。

Profile ...

映像作家。短編映画、インスタレーション映像、CM、MV などジャンルを越えて、多岐に渡る映像を監督・制作。 現在長編ドキュメンタリー作品『 CIRCUS 』の完成を控えている。

YUSUKE ISHIDA

 

 

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【 4/20(土) ~ 4/29(月・祝) 10周年企画 vol.1!『 Exhibition of OUTTAKES 』at 東京・FLYING GALLERY ( Aquvii ) 】

 

仕立て屋のサーカスは本年、結成 “ 10周年 ” を迎えます。これまでの感謝を込めて、2024年は年間を通じて展示や講演、講座など、10年の活動から派生した企画をお届けいたします。

 

第1弾は、特別展『 Exhibition of OUTTAKES 』!

 

仕立て屋のサーカスの映像作品を手掛けてきた石田悠介 ( 映画監督 ) と田野岳人 ( 映像作家 ) が、『 仕立て屋のサーカスとは?』という問いから新たに作り上げた映像作品に、サーカスを主宰する曽我が世界各地でフィールドレコーディングした音を組み合わせ、映像と音の作品を展示いたします。

 

彼らが公演を見ていると広がる、どこか遠くあちこちへと旅をしてきたような感覚…。同じ演目を見ていても座る位置を変えるだけで、見るたびに違う演目へと毎回変化されていく。それらは同じ演目を同じ時間に見ていたのに、人によってまるっきり別のものを見ていたような感想や感覚を育んでいきます。

 

そうした問いや感覚、仕立て屋のサーカスに関連する映像作品を制作していく中で生まれたアウトテイク映像などを用い、再編集し作り上げた新・映像作品です。

 

また、サーカスコートや CD、書籍など、オリジナルグッズも販売いたします ( ミニポスターもプレゼント! ) 。

 

さらに、期間中はサーカス大学も開講し、曽我大穂 ( 仕立て屋のサーカス主宰・演出 ) と豪華ゲストを迎えたトークセッション ( 曽我による生演奏の時間もあり〼 ) や、2夜連続 Cut the Fish 上映 & トーク も! ( どちらも要予約 )

 

仕立て屋のサーカスの世界を存分に味わえる、アウトテイクな10日間です。

皆さまのご来場、心よりお待ちしております。

 

 

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仕立て屋のサーカス / Circo de Sastre

2014 年に設立。音楽家「 曽我大穂 」が主宰・演出し、服飾家など様々なジャンルの制作プロジェクトチームで構成される、サーカスのような舞台芸術グループ。

職人やパフォーマーの動き、舞台装置そのものが、音・布・光と一体となり、目まぐるしく変化する「ものづくりの物語」を演出。

歴史家、文化人類学者、映画製作者、地方自治体、美術館、出版社など、さまざまなパートナーとともに、2014年の初演以来、金沢21世紀美術館、 神奈川芸術劇場、京都芸術センター、海外ではフランス、スペイン、インドネシアで6,000人を動員し、各地で熱狂的な支持と拍手喝采を浴びている。

 

https://www.circodesastre.com/

@circodesastre

 

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